リツアンSTCの長谷川

私は2007年創業の技術者派遣会社リツアンSTCで10年以上勤務し、「さよならマージン」として働いています。

給料も教育も、ガッツリと! 『リツアン式 メンター制度』はじめます

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📚 それでは今回の記事の内容をご覧ください。

なぜこの話題を取り上げたのか

労働市場における人材不足は、特に技術分野で顕著な問題となっています。例えば、経済産業省の試算では、2030年までにIT分野で最大79万人の人材が不足すると予測されています。この数字は、技術の急速な発展とそれに伴う専門スキルを持つエンジニアへの需要の増加を反映しています。未経験者や経験の浅い人々が技術領域で働く機会が限られている現状を打破するため、リツアンSTCが導入したメンター制度の詳細とそのメリットについて紹介します。

メンター制度を始める「目的」

メンター制度を導入する主な目的は、未経験者や経験の浅い人々に実務経験を積む機会を提供し、必要なスキルを習得させることです。これにより、新たな若手人材の流入を促し、技術分野の人材不足を解消し、業界全体の成長を支援することを目指しています。

メンター制度を始める「理由」

  1. メンティーの成長: メンティーはメンターからの指導を受けることで、新しいキャリアの道を見つけたり、現在の職業でステップアップするための成長の機会を手に入れます。
  2. メンターの成長と報酬: メンターはメンティーを指導することで、自分自身のマネジメント能力や専門知識を磨くことができます。さらに、この活動により副収入を得ることもできます。
  3. 弊社の規模拡大と人材確保: 未経験者や経験の浅い人材を積極的に採用することにより、採用対象を広げることができます。これにより、様々な背景を持つ人材を確保し、会社の成長に貢献することができます。

メンター制度の特徴

1. 未経験者も高報酬と充実した教育

大手派遣やSESでは教育コストがかかるため、給与が上がらないという課題があります。また、教育が不十分な環境ではスキルが向上せず、経験も積めないのが現状です。しかし、リツアンでは未経験者でも高い報酬を得ながら、しっかりとした教育を受けることができます。

2. 適性のある未経験者のみ採用

リツアンでは、適性のある未経験者のみを採用しています。テスター案件やコールセンター案件は基本的に扱わず、「この人ならエンジニアになれる」と判断した方のみを採用します。

3. メンティーの単価に連動したメンター手当

メンティーの給与還元率は65%で、メンターにはメンティーの客先請求単価の3%が手当として支給されます。例えば、メンティーの単価が50万円の場合、メンターは年間18万円の手当を受け取ることができます。メンティーの単価交渉が成功すれば、手当も増加します。

4. メンター経験を通じてPMとしての経験も積める

メンターは自らメンティーを選び、客先で「メンティーを付けたい」と提案して一緒に常駐します。これにより、マネジメント経験を積みたいエンジニアにとって理想的な環境が提供されます。

5. メンターサポート終了のタイミング

メンティーが独立して案件に参画できるようになった場合、メンターの手当は終了し、メンティーの給与還元率は65%から68%に引き上げられます。サポート終了のタイミングはリツアンが判断します。

理想のメンターとは?

メンターは単に知識やスキルを教える人ではなく、メンティーのやる気を引き出し、自らの目標達成のために行動を起こすことをサポートする人です。理想的なメンターは、メンティーと共に成長し、お互いを支え合うパートナーであり、メンティーの成長を促すことができる人です。

メンターの仕事とは?

メンターは、週1回の1on1ミーティングとその内容をまとめた月次レポートを提出します。

  1. 目標設定
    • 初期ミーティング: メンタリングの開始時に、短期的および長期的な目標を設定します。短期目標は数週間から数ヶ月、長期目標は数ヶ月から数年で達成を目指します。
    • SMART基準:目標を効果的に設定するためには、SMART基準を取り入れることが一つの方法です。SMART基準とは?
  2. 週次1on1ミーティング
    • 進捗のレビュー: メンターとメンティーは週に1回のミーティングを行い、設定した目標に対する進捗状況を確認します。
    • 課題と成功の共有: メンティーは直面している課題や達成した成功をメンターと共有します。これにより、メンターは必要なアドバイスやサポートを提供することができます。
  3. 月次レポートの提出
    • 進捗の文書化: メンターは1on1ミーティングでの議論とメンティーの進捗をまとめ、月次レポートに記録します。これにより、メンティーの成長を追跡し、必要に応じて目標やアプローチを調整することができます。
    • 提出ルール:毎月末日が締切りで、翌月の第5営業日までにGoogleフォームで提出してください。

メンターの報酬

メンターには、メンティーの請求単価の3%を手当とします。仮に、請求単価が月額50万円とすると、メンターの手当は毎月1.5万円です。また、メンティーの請求単価交渉に成功すると、手当にも反映されます。*メンティーの給与還元率は65%です。

メンター虎の巻

  • メンティーが周囲との評価を気にし始めたら: 新しいことに挑むとき、他人と比較するのではなく、自分の過去と現在を比べることの大切さを教えてあげてください。
  • メンティーが「学習の壁」に直面したとき: 学習の壁を乗り越えるために、小さなステップに分けることで達成感を味わいながら進むようにサポートしてください。
  • メンティーへのポジティブなフィードバック: 改善点と共に、メンティーの成果や強みに関するポジティブなフィードバックを提供し、成長マインドセットを促してください。

メンターへのお願い

  • 相互尊重を基礎として、建設的な対話を目指してください。
  • 技術面だけでなく、ソフトスキルの指導もお願いします。
  • 個人情報や業務上の秘密を適切に取り扱ってください。
  • ハラスメントの防止について理解し、適切な対応をお願いします。就業規則

メンター制度の今後

メンター制度の目的は、技術分野での人材不足に対処し、未経験者や経験の浅い人々に実践的なスキルと経験を提供することです。この制度はメンターに自己成長と副収入のチャンスを与える一方で、より広範な人材プールから採用することで弊社の成長にも貢献します。この取り組みは、メンティー、メンター、そして弊社自身の利益を同時に追求する「三方よし」の理念を体現しています。

最終的に何が見えてきて、世の中に何を訴えたいのか

リツアンSTCのメンター制度は、エンジニアのキャリアアップと高収入を同時に実現する画期的な取り組みです。この制度を通じて、エンジニアの成長と業界全体の発展を支援することが可能となります。エンジニアの皆さんには、ぜひこの制度を活用して、自身のスキルアップとキャリア形成に役立ててほしいと思います。

比較表:リツアン式メンター制度の特徴

項目 詳細
教育環境 高水準の教育を提供
給与 メンティーの客先請求単価の3%をメンターに支給
ガイドライン メンター虎の巻に基づくサポート
責任範囲 メンター虎の巻に記載、担当営業への問い合わせ推奨
案件の柔軟性 メンターとメンティーが別案件でも可(了承が得られれば)
サポート終了 メンティーが独立して案件参画できるタイミングで終了(推薦基準)
未経験者の採用基準 適性のある未経験者のみ採用、簡単な案件は基本的に無し
手当の詳細 メンティーの単価交渉に成功すると手当も増加
メンター経験のメリット メンター経験を積むことでPMとしての経験も積める

このメンター制度を活用して、エンジニアとしての未来を切り拓いていきましょう。リツアンSTCは、皆さんの成長と成功を全力でサポートします!